８mmカメラを片手に映像制作を始めた男。家賃一万円のアパートに住んでいる。目の前には家族が住む、新築のマンション。面白いものを作りたいがうまくいかない。 　　単身カンボジアに行って撮影を試みるも家族から手厳しい批判を受け、自我をぶち壊すべく、より過激な映像制作に挑んでいく。

本作が、蓮實重彦と三宅唱の共同監督作品であること。映画美学校のための教材に近いものであること。よってゴダールが古今東西の映画（に限らないが）をサンプリング／カットアップ／リミックスした『ゴダールの映画史』（1988〜1998年）、あるいはMVのような流麗な作品ではないこと。そして、三宅監督は蓮實が2022年に上梓した『ジョン・フォード論』（文藝春秋）に従ってフォード作品を編集したのであろうこと。

佑介は幼少時に母親を亡くして以来、父・尚也と二人で暮らしてきた。男手ひとつで自分を育ててくれた父を佑介は尊敬している。 　　佑介は美容卒業後、ゲイ雑誌のスタイリスト兼モデルをやったりゲイバーの手伝いをし、カメラマンの篠崎と援助交際するなど気ままな生活を楽しんでいた。 　　一方、尚也は親子ほど歳が違う恋人・エリに結婚をせがまれていた。これがラストチャンスかもしれないと思った尚也は、佑介に再婚のことを話すことにした。尚也が家に帰ると佑介が待っていた。尚也は就職もせずフラフラしている佑介を心配するが、佑介はバイトもしてるし家事も進んでやっているので心配ないと言い、尚也と同居してくれる人がいたら結婚すると答えた。尚也は再婚のことを言い出せなかった。 　　その話を聞いたエリは佑介がゲイだと感づき…

夢の中、御堂恭一は大男・凶一と小柄の男・狂一に犯●れる。そして次の夢、今度は恋人の竜とモーテルの一室にいた。二人はモーテルを出るとき、一組のカップルと入れ違った。狂一と凶一だ。しばらくして目が覚める恭一。恭一は確証の持てぬ自分の混乱した記憶に思いつめていく…

好きなコにフラれてなにも手につかなくなった予備校生の吾郎。 　　ひとり海をみつめてたそがれる彼の前に現れた神田と名乗る男は、一緒に島へ渡って宝探しをしようと言い出す。 　　宝とはいったいなにか。尋ねてもはぐらかす神田をいぶかしみつつ、吾郎はついていくことにした。 　　世にも奇怪な出来事が待ち受けているともしらず…。

アスツナグエイゾウが製作・配給を担う本作は、滋賀・近江八幡市にあるヴォーリズ記念病院のホスピス病棟を中心に、余命宣告を受けた人々の願いとその願いを叶えようとする医療者の交流を見つめる作品。病の中に在っても感じることができる喜びを、近江八幡の季節の移ろいと伝統行事を織り交ぜながら映し出す。

ゾンビとなって復讐するくの一。復讐するためにゾンビ化したくの一。ゾンビになって敵を倒す。血を吸い肉を貪り脳を食べるわけではなく復讐する。それがゾンビくの一。妖術老婆の力を借りてゾンビ化してリベンジ開始!

近松門左衛門の「女殺油地獄」を、日本演劇界気鋭の演出&劇作家・倉持裕が森山未來主演で現代版に描いた舞台をDVD化。家業を手伝わず遊んでばかりいる行人に対し、幼馴染みの桃子はどういうわけか親身になってくれていた。共演はともさかりえほか。

ガイアレンジャーの一員ガイアグリーンはメキシコ時代の麻薬中毒に苦しんでいた。その様子を陰ながら心配するガイアブルー、そんな時、ガイアグリーンの幼馴染である片瀬健が秘密結社ミカドカルテルに改造されサボテン怪人カクタスとなってガイアレンジャーに戦いを挑んでくる。親友としてカクタスを単身迎え撃つ覚悟のグリーンだったがカクタスの前には歯が立たず、ガイアブルーに助けられる事に。しかし代わりにガイアブルーはカクタスに捕まり激しい拷問を受ける事に。ガイア本部ではガイアブルーの身を案じていたが、突然ブルーが本部に戻って来る。安堵する二人だったが、実はブルーは洗脳され本部から機密情報を盗もうとしていたのだ！突如襲い掛かるガイアブルー。果たしてガイアレンジャーはミカドカルテルの策略を阻止できるのか！